優しい先輩の定義ってなんだろう。

どうも。

エロ髪美容師、阿形聡美です。
今回はまたガチムチ系ブログです。

こうゆうのを発信すればするほど女性ファンはグングン増えますが、男性の恋愛対象からはバンバン外されていきます。
でもプライベートはニャンニャン系。(いらん情報)

 

昨晩、サロンの大先輩の女性(仮にOさんと言いますね)にご飯に連れて行ってもらいました。

 

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和えに 中目黒 (オマール海老の炊き込み御飯)

 

Oさんはめっちゃくちゃカットがうまいんです。Oさんが切ったボブは、ブラシなんか使わなくても、ハンドブローでキマる。

ハンドブローの仕方も独特で、手から何か出てると思っていました。

メインアシスタントについていた時に、「ハンドブローを教えてください!」って言ったら

「あたしは風が操れる、”ナウシカ”だから。」って言われて、実はアンチジブリなんですけど、まじかっけーーなって思いました。

風の扱い方がうますぎるのと、手を真っ赤にしながらハンドブローしていて、

自分の手を犠牲にしながらも仕事をする姿を見て、自分の仕事の中途半端さを感じました。

その頃に必死こいてOさんのブローを見て練習したので、今でも一番得意な技術はブローかもしれないです。

くっっそかっこいいんですよ。ほんと。

 

たくさんしばかれたアシスタント時代

 

Oさんとは今は店舗が違うので、今は直接絡む機会も減ってしまいましたが、

メインアシスタントについてる時は、そらもうめーーーーーーーーーっちゃしばかれました。

「なんで?責め」されました。(今あたしがアシスタント佐々木にやってる。笑)

「なんで?責め」とは、行動の一つ一つに理由を問われ、ひたすら「なんで?」と聞かれ続ける事である。「すみません。」と言った日にゃ、「謝るんじゃなくて理由を聞いてる」と、半笑いで言われる、なかなか圧のあるプレイである。(俺調べ)

 

たくさん怒られて、でもそれは全て自分のせいで、「なぜもうちょっと考えられなかったのか」「なぜもっと準備ができなかったのか」「なぜもっと努力ができなかったのか」

自分の甘えが露呈して悔しくて、もうなんか恥ずかしくて、消えてなくなりたくて、泣きすぎて疲れて帰れずにサロンのソファで過ごした夜もありました。

 

みんな、あたしもそんなころあったんやで。

最初から完璧にできる人間なんていないし、ましてや美容師なんて二十歳のペーペーで就職してんねんから(みんな大学三年生でオレンジデイズしてるのを横目で見てた)未熟者で当たり前なんやで。

そんなん百も承知だけど、怒るんよ。先輩ってのは。

 

 

でもね、今回言いたいことは、端的に言うと。

 

怒る方もしんどいんやで

 

これ怒る立場にならないと絶対わからないことですよね。

諸先輩がた、ほんとすみませんでした。たくさんたくさん怒らせてすみません。。

 

怒らないで済むなら、そっちの方が穏便である。

怒るって偏った言い方だから、注意する、とか指摘するって言った方がいいかな。

仕事をしている上で、「わざわざ指摘するぐらいなら、自分でやっちゃった方が早いな。」ってこともあるじゃないですか。

でも、そんななかでも、指摘してくれる先輩って、その面倒さ飛び越えて自分のことを思ってくれてるわけで、めっちゃくちゃありがたい存在なのですよ。

とは言っても怒る、注意、指摘に関しては理不尽な事はあかんで!!

※先輩の立場としては、物の言い方、伝え方も重要だけど。ベタだけどこちらの本がやはり参考になるのかと。。

 

優しい先輩の定義ってなんだ

 

さっきも言ったけど、怒ったり、注意をすることはとてつもなくエネルギーを使います。

あとは人に物を言う事で、自分にも圧をかけているわけですよね。

後輩の遅刻をババ締めしたその人は、多分遅刻は絶対できないだろうし。(あたしは過去に遅刻が多かったので、それに関しては何も言えねぇ。。)

人に物を言う事で責任が生まれる。

指摘したり、注意したりしない先輩の事を、「やさしい」って思うのは、お門違いやで。

何も言わない、見て見ぬ振りの、やさしいを装った「他人に興味ない種族」がいるって知っておいた方がいい。

 

嫌悪感との戦い

 

ただやっぱりあたくしも人の子なので、たくさん怒った日には、

「言いすぎたかな」「もっとやさしい言い方あったかな。」ってたくさん後悔してちょっと自分を嫌いになって、その夜は清め塩をいれたお風呂に浸かって精神を統一するわけですが(武士なのかな)

Oさんも同じように嫌悪感でいっぱいになっていた時期があったみたいなので、ホッとしました。

そして、そう思ったら、「言いすぎちゃってごめんね。」とか言えばいいし、代わりに美味しいご飯連れてってテンション上げさせるとかすればいい、とのことだったので、

今頑張ってくれている佐々木ちゃんには美味しいご飯を食べさせようと誓いました。

いつもがんばってくれてありがとう。

 

にんげんだもの。

 

あとはだいたい相田みつをさんのこの言葉で悩みは解決するから、なんか悩んだときは唱えたらいいよ。

「にんげんだもの。」って。

 

あたくしもまだ三十路になりたてなわけで、美容師として、人として、まだまだ発展途上であります。

そんな中でこんな風に話を聞いてくれて、導いてくれる先輩がいることが、本当にありがたいです。

皆さんも、悩んだときに話を聞いてくれる先輩がいるといいですね。

おらんかったら、髪の毛切りにきながらでも、話を聞くので、あたしの元へ来てください。(最近宗教っぽくなってる。Agaway。)

 

あとちょっと前に話題になったこちらの本。

 

すっごい面白かったのですが、そもそもあたくし人生において人に嫌われる事とか気にして生きていなかったから、あたしには必要なかったです。(自由人)

しかし、ネガティブになりがちな方は是非読んだ方がいいと思われ。

 

あーーーーすごい昨日は楽しかったので、今回は余韻のブログでした。

 

 

 
 
 
 
 
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