どうも。
エロ髪美容師、阿形聡美です。<エロ髪の定義はこちら>
4月に新入社員が入りまして、皆さん毎日のようにシャンプー練習をしております。
あたくしはロングシャンプー
(だいたいシャンプーは短い髪の人が受かってから、長い髪の毛の人もチェックを受けます)
のチェックをする人間。
いわばシャンプーテストのラスボスです。
ベガです。
※ストツー
あたくしも1年目の頃があったわけであり
必死こいて先輩の頭を借りてシャンプーしまくりました。
シャンプーにより頭皮の油分が取れすぎて
先輩の頭皮カッサカサになるぐらい洗わせてもらいました。
そんな時、励みとしてよく言われてたのは
「シャンプーが上手な人は〇〇が上手になるよ!!」
ということ。
〇〇って何か分かりますか??
そう。それそれ。
うん。そう。
カットですよ。
、、、、、、
やーーい!!
下ネタ想像してたやつ、バーーカ!!
へんたーーい!!!
■ お客様の気持ちを察する能力。
シャンプーってね、美容室の中で唯一、
「気持ちいい」技術なんです。
カットも、カラーも、パーマも、可愛くなるために必要な過程なだけで、
気持ち良くは無いんだけど、唯一シャンプーは
頭を濡らすっていう必要な過程にプラスして
「気持ちいい」っていいう付加価値がつきます。
無くてもいいはずの付加価値なんですが、すっごく重要。
シャンプーが上手な人っていうのは、 「人の気持ち」を察する力がとても強いわけで、
思いやり、感度がとても高いんですよね。
そういう人は、カットにおいても、 かゆいところに手が届くというか
お客様の立場に立って、デザインが出来る、、という考え。
実際に、アシスタントの頃にシャンプー指名が多かった人は
スタイリストになってからも売り上げが高い気がします。
■ シャンプーマンに求める、お客様のテンションの維持。
お客様って、もっと良くなろうって、
前向きな気持ちで美容室に来店されます。
(苦手な方もいるとは思いますが、、)
来店した時のテンションを
カウンセリングで更に右肩に上げていくのがあたしの仕事。
(今日はどんな風に可愛くしてくれるのかな、ワクワク)
そこでアシスタントがシャンプーに入るのですが、
そのシャンプーでお客様のテンションを下げて欲しく無いんですよ。
(全然気持ち良くなかった、、)
って下がったテンションから、あたしがカットして上げていくより
(あー気持ちよかった!!)
でテンションがキープ、もしくは上がった状態から カットさせて頂きたい。
後者の方が仕上がった時のお客様のテンションが高いわけなので、満足度が高い。
なのでリピート率も上げやすい。
もちろん、お客様の趣味嗜好も違うし、
相性もあるので、全員に気持ちいいと思ってもらえるのは難しいかもしれない。
けどさ あたしが頂いてるカット代7,560円は常に一定なワケで
それにはあたしのカットはもちろんなんだけど
シャンプーマンのシャンプーマッサージ代も入ってるわけですよ。
その対価としてのクオリティが時として違うってことはあってはならない。
毎日カットしている以上、 前回切った時よりも
あたしは上手くなっていないといけない、とも思うし。
アシスタントのシャンプーもそんぐらいの気持ちで取り組んでいただきたい。
何回も言うけど現状維持は衰退だ!
■ やっぱり、やっぱり言いたい。
で、もう夜なので言うけど。
みなさんが最初に想像した通り。
シャンプーのスタイルと夜の××のスタイルは比例します。
シャンプーも××も相手をいかに気持ち良くさせるか。
奉仕の心です。
1年目のメンズには
「彼女多分満足してないから話し合った方がいいよ」
「焦らし、とか分かってる??」
とセクハラ暴言吐いてます。
ごめんね、少年達よ。
あたしも20代前半の頃、女性の先輩に
「あがちゃんて、意外と淡白なんだね。」
と言われました。
あれから、もう7年ぐらい経ったので
きっと成長しました。
今度シャンプーされる時は
そんな事を想像しながらシャンプーを受けてみてください。(やめーい)
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