どうも。
エロ髪美容師、阿形聡美です。<あがたのことはそれほど。知らない方はこちらをご覧ください。>
FBの機能で「過去のこの日」という投稿が上がってきました。
なんとも若々しいあたくし。26歳です。
5年前の今日!スタイリスト阿形聡美爆誕!!
そう。5年前の11月1日に阿形聡美はスタイリストデビューを果たしました。
都内サロン1店舗で働いた後、パン屋や派遣美容師でのフリーター期間を経てのNORA入社だったのもあって、アシスタント期間はトータル5年間。ちょっと遅めのスタイリストデビューでした。(現在NORAでは平均3年デビューです)
26歳当時のあたくしはスタイリストデビューに向けて洋服を一新し、究極の極貧生活を経験。晩御飯をうまい棒でしのいだり、生きることに必死。
今、当時のあたしより若いスタッフが、スタイリストとしてちゃんとお金を稼いでる姿を見て、しっかり生活してて偉いなーーーと純粋に尊敬します。晩飯うまい棒はあかん。でもたこ焼き味は美味しい。
スタイリストデビューは全然ゴールじゃなかった。
中学生から美容師になりたいって思ってた。早く早く美容師になりたくて、高卒資格の取れる専門も考えてたぐらい。(結局もう少しバスケやりたくて普通に高校にいきました。)
早くスタイリストになりたい。ほんとに早くなりたいって思ってたので、最初に働いたサロンの、まつ毛パーマとエクステのカリキュラムが嫌だった。時間がもったいないと思った。
フリーター期間も手が動かなくなるのが怖くて家でカラー塗布の練習をしたり、ブローの練習をしたり。
5年間、いろんな想いで前のめりになりながら、26歳にスタイリストデビューをした。ゴールテープを切ったつもりだった。
ところがどっこい。どこにもゴールテープなんか用意されていなくて、周りが祝福してくれてる「おめでとう」は、「ゴールしておめでとう」なんかじゃなくて、「スタート地点に立ったね、おめでとう」だということに気がついた。
美容師の価値。
美容師(プレイヤー)は必要としてくれているお客様がいてやっと価値がある。
スタート地点に立ってわかったこの事実。「今日からスタイリストだよ!あたしスタイリストだから髪切れるよ!!」と言っても、お客様がいなければ価値がありません。
当時のあたしを必要としてくれているお客様は、月50人ほど。(もちろんその50名の方だけでも、とってもありがたいです。)
月50人、25日出勤で考えると1日2人。単純計算をすれば1日に2回しか手を動かさないことになります。
お客様が少ない=価値が低い=手を動かさない→どんどん下手になる=より価値が下がる=さらにお客様が減る
このサイクルになりたくない。手を動かしてうまくなるには、たくさんお客様を増やすか、練習するしかない。もっとたくさんのお客様を幸せにしたい、もっともっとうまくなりたい。
そう思ってスタイリストデビューのゴール地点に立ってからは、ひたすら自分の価値をあげるために走り続けてた気がします。
決して順風満帆な5年間ではなかったけれど、あたしにたくさん期待をしてくれるお客様、支えてくれるスタッフ、一緒に人生を楽しんでくれる友達、皆さんがいて、なんとかこの美容業界を生き残っています。
これから先どう生きるか。
5年間あっという間でした。しかし、ネットが普及し情報のスピードが格段に上がったこれからの5年間のほうがもっとあっという間になります。
変化が大きすぎるので5年後どうなっていたいかなんか分からないし、言えない。
でもこれだけは言える。「自分のご機嫌をとって生きていく。」ということ。好きなことを徹底的にやります。
髪を切ることが好き。お客様と話すことが好き。撮影が好き。チームワークが好き。ビールが好き。本を読むのが好き。文章を書くことが好き。美味しいものを食べるのが好き。筋トレが好き。
自分のご機嫌がいいと、きっと周りも機嫌がいい。笑
阿形聡美31歳。まだまだゴールなんかは見えません。美容師として人として、日々精進してまいりますのでこれからもよろしくお願いします!!!
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