3.11 美容師としてなにをすべきか考えた。

どうも。

エロ髪美容師、阿形聡美です。<エロ髪の定義はこちら>

 

 

ほんとは日曜日にアップしたかった記事だったんだけど、ちょっと日付がズレてしまいました。

 

 

3.11。あの東日本大地震の日から7年。

 

実はあの次の日書いた化石級のmixi日記があるんです。(他の日記はメンヘラ全開なのでヤバめ)

 

 

 

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※「ぶぅ」とは昔自分のことをネット上でこう呼んでいました。ちょっと恥ずかしいです。

 

今でも鮮明に思い出します。この日のことを。

シャンプー中だったあの時、「ちょっと揺れてるだけ」と思ってシャンプーを続けていたら、揺れは止まるどころか激しくなって、これはダメだ。って思った。

「泡が残っていますが起こします!!」ってお客さんを起こして、髪の毛をタオルで包んで、腕を掴んで外に逃げた。

 

営業を早く切り上げたり、電気を半分消して節電しながらも、うちのお店は営業し続けた。

 

「こんな非常事態に営業する美容室はクソ」ってツイッターで叩かれまくったけど、それでも次の日もその次の日も、少ないながらもお客様は来た。

 

「今週娘の卒業式なのよ、、」「明後日からハネムーンで、、」

 

みんなそれぞれ理由があった。明日があった。

”今キレイになる”理由があった。

 

もちろん自粛しないといけない部分はある。

でも明日のために生きる人がいる。

みんながみんな自粛するんじゃなくて、明日のために、残った人が生きないといけない。

明日を生きる人のために、美容師としてキレイのお手伝いをしよう。と24歳ながらに思った。

 

大事なものを失ったとき、自分が普通の生活をしていることが申し訳ない気持ちになることがある。

あたしだけ普通にご飯を食べて、漫画を読んで、髪の毛を切っていることが、申し訳ないことをしている気分になる。

その気持ちは分かる。けど、それじゃやっぱダメだと思う。

 

大切な人たちの分まで、一生懸命生きること。

そっちの方が大事な気がしている。

 

髪を切ると、少し気持ちが晴れやかになります。

そしてあたしの働く、「表参道」という場所はわざわざ足を運ぶ場所です。

きっとここまで来る人はポジティブな気持ちになりたくて来てるはずです。

失恋後に髪を切るのもそう。すっきりして明日の一歩を踏み出すためだもんね。それってとってもポジティブじゃない。

 

そんなことを7年前に考えてた。

いつも、この日を迎えると思い出すんだ。

あたしは「美容師としてなにをすべきか」ってことを。

 

 
 
 
 
 
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